ソクズ / クサニワトコ (ガマズミ科)
学名:Sambucus javanica Blume | 英名:Chinese elder | 属名:ニワトコ属
方言名:ハブクサー・トゥージ | 生薬名:蒴藋(サクチョウ)
ソクズの花言葉は「熱心」。多年草で、地下茎を這わして繁殖し、高さは1.5mほどになる。花は7月から8月くらいに白色の3-4mmの散房状で密に集まった咲き方をする。花序の中に杯状の黄色い腺体がある。果実は4mmの球形となり、赤色に熟す。薮を作ることから、ハブが棲みつきそうだとハブクサーと呼ばれたそうです。ニワトコは接骨木と呼ばれてますが、ソクズは接骨草とも呼ばれます。
成分:トリテルペン,フラボノイド
《 医療の専門家ではない庶民の間に伝承されてきた民間薬としての効能 》
若葉を煎服するかおじやに入れて食べると便秘に効く。利尿作用もある。
全草を煎服すると、リウマチ、神経痛,打撲などに効果。
煎服すると同時に、煎汁で入浴すると冷え症、腰痛、かゆみなどに効果。